【特別コラム】自閉症の人との出会いとこれから

この仕事に就いて20年ちょっと。振り返ると、本当にたくさんの自閉症の方やご家族との出会いがありました。 私の社会人としてのスタートは長野市。最初に関わったのは、比較的障害の程度が重い自閉症の方たちで、生活の支援や余暇のサ …
この仕事に就いて20年ちょっと。振り返ると、本当にたくさんの自閉症の方やご家族との出会いがありました。 私の社会人としてのスタートは長野市。最初に関わったのは、比較的障害の程度が重い自閉症の方たちで、生活の支援や余暇のサ …
高校から大学へ進学すると、「高校と全然違う…」と感じることがたくさん出てきます。特に、発達障害のある方やそのご家族にとっては、大学の自由さが分かりにくさにもなっていて、負担になっていることもあるかと思います。 高校では、 …
特別コラムは今日で3日目。ぜひぜひ過去のコラムをご覧いただけたらと思います。 さて、今日は「頑張りすぎてしまう」がテーマ。専門家の先生からの教えでは、「過剰適応」「カモフラージュ」などと表現されたりもします。 周囲の環境 …
世界自閉症啓発デーに合わせた特別コラム。今回は、「動機づけ」のお話を考えてみたいと思います。 動機づけはモチベーションとも呼ばれますが、人が何かを始めたり、続けたりする時に必要な「心のエネルギー」みたいなものでもあります …
就職活動や将来のことを考えると、見通しが持ちにくいこともあって不安や心配になることはあるかと思います。特に発達障害のある方や学生さんにとっては、将来のことがイメージしづらいのもあってどこから手をつければいいのか迷うことも …
発達障害のある人は、それぞれ特有の強みと弱みを持っています。しかし、これらは決して固定されたものではなく、環境によって見え方が大きく変わったりします。ある場面では「強み」として評価される特性も、環境が変われば「弱み」とし …
ご存じAIアシスタント・Perplexity(パープレキシティ)とお話ししていたときのことです。「発達障害の人の生活を支えるには、どんな方法がありますか?」と訊ねてみたところ、次の文字列が返ってきました。 「専門機関 …
就職活動中の方や社会人の方に限らず、だれでも「睡眠」は働く上でとても大事なことかと思います。今回は、発達障害や自閉スペクトラム症のある方に対して、より良い睡眠を取るための7つのヒントをご紹介したいと思います。 ①口に入れ …
「相貌失認(そうぼうしつにん)」……人を顔で区別することが困難なこの体質と、つきあうこと早数十年。私もある程度うまくやれているのでは? と思えるようになった矢先、そうでもないぞと痛感する出来事が起こりました。さっそくご紹 …
「何度も接すること」「詳しい情報全てでなくても、思い出すきっかけとなる情報に接し続けること」……人の顔と名前を結びつけるのが難しい発達障害の二次障害「相貌失認」に対し、私が行っている対策がこちらです。なんて基本的なことを …