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【toiro】暑い日に寄せて

夏です。暑い日が続いています。皆さまいかがお過ごしでしょうか。
連日気温30度を超える昨今ですが、毎日融けているわけにもいきません。今回はことさら夏に弱い発達障がい当事者より、暑い日に役立った工夫をお伝えいたします。

 

① 温度計・湿度計に頼る
発達障がい当事者の私たちには、周りの変化を感じ取りづらいときがあります。気温の変化もそのひとつ。気づいたときには熱中症、という事態を避けるためにも、体感だけに頼ることなく、温度計と湿度計を都度確認します。
水分補給についても同様、渇きを感じる前にこまめな補給をおすすめします。

② 日中は屋内で過ごす
特段の事情がない限り、屋外で体を動かす仕事は日が傾いてから行います。
私の暮らす町では、畑仕事をしている方も、お昼時には自宅に戻り、シャワーを浴びて体を冷やしてから午後の作業に向かっていらっしゃいます。
比較的暑さに強い方々でも、こうした工夫をなさっているくらいです。私たちがより気を配ったほうがいいのは言うまでもありません。

③食べる・眠る・お風呂に入る
暑さで食欲をなくしたり、眠りづらかったりする日もおありでしょう。それでも決まった時間に食卓に着き、床に就くことをおすすめします。体の機能を自動的に調節してくれる自律神経は、規則的な生活で整えることができるもの。普段と違うときこそ基本が役立ちます。

 

これから梅雨が明けて、本格的な夏が始まります。いや増すだろう暑さに備えて、皆さまどうか、楽しくお過ごしくださいますよう。

 

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コラムtoiroは、発達障がいやコミュニケーションに苦手さを感じているご本人、学生さん、お子さんを応援するコラム。名前は、十人十色からつけました。
読者の方にとって、少しでも役に立つヒントになればうれしく思っています。
不定期ですが、ちょっとずつ更新していきます。

この記事を書いた人
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発達障がい当事者。お仕事では記事の執筆・イラストの制作・動画制作などを行っています。
ピアサポートグループの活動・講演会への参加などを通して、地方の町から発達障がいに関する発信を行っています。
こちらのブログ「toiro」では、自分自身の体験・身近な方々の体験談に基づいて「日常生活での気づき」「実際に役立った、二次障がいへの対処・予防方法」「猫の観察記録から学んだ、発達障がいとのつきあい方」などの記事を作成しています。