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【toiro】実録発達障がい18・自分がくたびれているとき

怒りって、扱いに工夫の必要な気持ちです。いざというときは身を守るためにも必要で、かといって四六時中怒っていては自分も周りの方も疲れるばかり。特に誤解から怒ってしまったら目も当てられません。
そんなことを考えて、今日は私の反省と対処方法をお伝えしたく、実際の出来事を記します。

 

事の始まりは先日、地域活動の打ち合わせをしていたときのこと。一緒に司会を担当しているAさんから、お休みの希望を提出されて、私は内心ムカッとしてしまいました。
「そんなに怒るようなことを言われたかな?」とお思いの方、きっとおいでのことでしょう。実は私もそう思っています。
Aさんは何も悪くありません。任意参加の活動だから、お休みをしてもかまいませんし、早めに連絡をくれたおかげで調整が効いてむしろ助かりました。
自分でそこまでわかっているなら、どうして怒ったのか? 拍子抜けしそうなその原因は「私が疲れていたから」……それだけです。

 

実は当時の私は、花粉症と持病の喘息とで、息をするにも差し障るのある有様でした。普段通り行動できるか不安な状態でいるところに、大きな問題が持ち込まれたように感じて反発した、というのが事の真相でした。
「Aさんは関係ないじゃない」って? そうなんです。
起こった出来事自体は、本当にありふれたことでした。私自身の状態が、普段と違っていただけでした。
(ちなみにその後のAさん、お休みをとってなんとか体調を立て直し、お仕事のほうも出勤できているそうです。その場の気持ちで当たってしまわず本当によかったと、後からこっそり胸をなでおろしました)

 

日頃気を配っていらっしゃる方でも、思いもよらず怒りにかられることはおありでしょう。
そんなときは深呼吸すること、その場を離れてお茶を一杯飲むこと……ほんのいっときでもお休みすることをお薦めしたい次第です。
周りに怒りをぶつける必要も、怒りを感じた自分を責める必要もありません。ほんのささいな疲れでも心が動いてしまうことはありますし、何よりそんな「ささいなこと」なら、ささいな休憩で流してしまうのが一番良いではありませんか。

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コラムtoiroは、発達障がいやコミュニケーションに苦手さを感じているご本人、学生さん、お子さんを応援するコラム。名前は、十人十色からつけました。
読者の方にとって、少しでも役に立つヒントになればうれしく思っています。
不定期ですが、ちょっとずつ更新していきます。

この記事を書いた人
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発達障がい当事者。お仕事では記事の執筆・イラストの制作・動画制作などを行っています。
ピアサポートグループの活動・講演会への参加などを通して、地方の町から発達障がいに関する発信を行っています。
こちらのブログ「toiro」では、自分自身の体験・身近な方々の体験談に基づいて「日常生活での気づき」「実際に役立った、二次障がいへの対処・予防方法」「猫の観察記録から学んだ、発達障がいとのつきあい方」などの記事を作成しています。