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【toiro】猫に学ぶ発達障がい25・お風呂を楽にする方法

雨の日が増え気温も上がり、蒸し暑くなってきた昨今、皆さまいかがお過ごしでしょうか。我が家ではゴールデンウィークのうちに、猫のお風呂を済ませました。猫は不満そうでしたが、ドライシャンプーなど楽に済ませる工夫に免じて、なんとかお許しいただきたいところです。

 

猫のお風呂は年に1、2回ですが、人間はそうもいきません。とはいえ毎日のことなると、お風呂に入るのが面倒に感じてしまう日もあります。
改めて考えてみると、お風呂の手順はなかなか多いのです。パジャマを準備し服を脱ぎ、髪を洗い体を洗い、体を拭いてパジャマを着て、最後に髪を乾かして……お風呂を洗うところから含めるとさらに増えます。「もう寝てしまおうか」となる日も出てこようというものではないでしょうか。

 

ではどうするか? 要は疲れている日でも清潔を保てればいいのです。ということで、できるだけお風呂を楽にする工夫をご紹介します。

①「こすらず洗える洗剤」。浴室に吹きかけてしばらく置き、水で流すだけできれいにすることができます。
②「体も顔も洗えるせっけん」。さまざまな洗浄料を使い分ける手間を省くことができます。髪まで洗えるものもあるので、体質が合う方はそちらもご検討を。
②「バスローブ」。お風呂から上がってそのまま着込むことで、体を拭く作業を飛ばすことができます。コットンのタオル生地など、吸水性の高いものを選ぶとより効果的。そのまま寝ることもできます。
③「バスタオル」。頭に巻いてしばらく置くことで、髪の水分を取って早く乾かすことができます。うまく巻けないときはタオルキャップやタオルドライ手袋でも同じ効果を得られます。

 

猫に限らず、人間だってときどき面倒になってしまうお風呂の時間。我が家の試行錯誤の記録が、皆さまのお役に立てば幸いです。

 

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コラムtoiroは、発達障がいやコミュニケーションに苦手さを感じているご本人、学生さん、お子さんを応援するコラム。名前は、十人十色からつけました。
読者の方にとって、少しでも役に立つヒントになればうれしく思っています。
不定期ですが、ちょっとずつ更新していきます。

この記事を書いた人
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発達障がい当事者。お仕事では記事の執筆・イラストの制作・動画制作などを行っています。
ピアサポートグループの活動・講演会への参加などを通して、地方の町から発達障がいに関する発信を行っています。
こちらのブログ「toiro」では、自分自身の体験・身近な方々の体験談に基づいて「日常生活での気づき」「実際に役立った、二次障がいへの対処・予防方法」「猫の観察記録から学んだ、発達障がいとのつきあい方」などの記事を作成しています。