発達障がいのある方におススメの時間管理(ライフスキル倶楽部より)
先日、十三オフィスでは、自立訓練の講座で【時間管理】について学びました。
発達障がいのある方は目に見えないものを想像したり、イメージするのが苦手とされる方が多いです。時間管理も、形としては見えづらい物の一つだったりします。
この日の講座では、【時間管理がなぜ大切なのか】【1日のスケジュールはどんな風に過ごしているのか】【時間管理するための工夫やツールの紹介】をテーマにしました。
一日のスケジュールは?
実際に参加くださった皆さんにも、それぞれ日々1日をどんなスケジュールで過ごしているか円グラフで書いてみてもらいました。
実際に記入してみると、寝る時間もう少し早くできそうだな、結構長い時間YouTubeやゲームをやっているんだな、など視覚的に気づくことも多かったようです。
寝る時間がついつい遅くなると、朝起きづらかったり、遅刻してしまったり、体力が回復しづらかったりと日常生活でも困ってしまう場面があるかもしれません。
予定や時間管理の工夫や便利グッズを紹介
スケジュール帳や付箋などを使って書いて予定を確認する、スマホのアプリやカレンダーに入力して確認する、またスマホやスマートウォッチのリマインダー機能をつかって通知してもらう、など色々な方法があります。
最近ご利用者の皆さんに人気なのがGoogleカレンダー。プライベートや仕事などカテゴリーで色を変えられたり、時間が目で見てわかりやすく、使いやすいようです。ぜひ皆さんもお試しあれ!
一緒に工夫や対策を考えます!
時間管理は利用者さんにとっても、難しいと感じておられる方が多いです。生活リズムや管理のしやすさの方法は人それぞれ。
こうやって講座のメンバー皆で確認をしながらも、面談時なども個別相談で一緒に対策を考えていくことができます。もちろん時間管理以外にも、感覚の過敏さ、ものの片づけ方など…その方によって困っていることも違います。ぜひ一緒に講座や面談を通して、無理のない工夫や対策を考えていきましょう(^^♪
(スタッフ岡本)