強みが生かされる職場で働く大切さ
ジョブジョイントおおさかでは、「就職事例」と題して就職した方と職場の方にご協力いただいた動画をYouTubeで公開しています。
タイトルにある「強み」。一人ひとりの強みは人それぞれかと思いますが、強みをどう活かして働くかは僕らスタッフにとっても支援の中で大事にしたい視点で、通所する利用者の方も自分の強みを確認しながら職業訓練と就職活動を進めておられるように思います。
動画での強みは、仕事のスキルや経験ではなく、ご本人の人柄や雰囲気などであることが伝わるかと思います。職場の社長さんからは、「裏表がないところ」「まっすぐなところ」「愛されキャラなところ」などを評価してもらっていて、評価内容は「強み」とも置き換えることができます。
社長が考えるご本人の強みは、本人と職場の相性や関係性の中で「強み」がより良くなり、強みが生かされているような気もします。これは、支援者側から勝手に思うことでもありますが、元々ある本人の良さや強みが職場との良いマッチングでさらに生かされ、お互いにとって良い影響を与えているんだと思います。
どこで働くか、誰と働くか、どんな職場環境で働くかはとても大切。
「強みが生きる」という視点で考えると「職場との相性」は大切だったりして、将来のことや就活を考える際には、ぜひ参考にしてもらえたらと思います。
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コラムtoiroは、発達障がいやコミュニケーションに苦手さを感じているご本人、学生さん、お子さんを応援するコラム。名前は、十人十色からつけました。
読者の方にとって、少しでも役に立つヒントになればうれしく思っています。
不定期ですが、ちょっとずつ更新していきます。


ジョブジョイントおおさかの所長。
障がいのある人の就労支援に携わって20年となり、講演実績は150件。就労支援に限らず、生活支援・余暇支援・お子さんの支援なども担当してきた。趣味は、散歩、読書、キャンプ、ハイボール。夢の北アルプス登頂を目指してマイペースにトレーニング中。