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【toiro】障がい者手帳のオープンorクローズは、どっちが良いのだろう…

障がい者手帳は、発達障がいなどの診断を受けた人が申請することで得られる手帳。申請の際は、精神科などのドクターに診断書を書いてもらう必要があります。

障がい者手帳は、発達障がいのあるご本人や学生さんにとって、申請するor申請しないかで悩むことは多く、申請して取得したとしても就職活動の時に「手帳をオープンにするか、もしくはクローズにするか」で気持ちが揺れ動く人もたくさんおられます。

 

ご本人や学生さんの話を聞いていて思うことは、オープンorクローズの2択ではなく、就職先の企業や業務内容によって自分のスタンスを変えることもアリだということ。

例えば、障がい者雇用の経験ある企業であれば、職場内で障がいへの配慮を検討してくれる可能性もあり、障がい者雇用専用の求人ではなかったとしても、事前に手帳のことを伝えた方が良い場合もあります。また、ITや研究職などのいわゆる専門的な職種は、クローズのスタンスで一般求人から探したほうが希望に適するものを見つけやすいこともあります。

 

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就職活動における障がい者手帳の「メリット・デメリット」は、以前のtoiroでご紹介してるのでご参考にしてくださいね。

 

就職活動は、内定が出るまで見通しが持ちにくく、どうしても不安な気持ちになりすいものです。障がい者手帳のオープンクローズに限らず、悩みながら進めることはたくさんあって、できるなら大学のキャリアセンターやハローワーク、JJおおさかのような就労移行支援の人に相談し、結論ありきではなく、揺れ動く気持ちを一緒に考えてくれるパートナーがいると進めやすいことも多くなるように思います。

揺れ動く気持ちに振り回されないように努めつつ、進めながら考えていく「ゆとり」も大切にされることをおススメできればと思います。

 

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コラムtoiroは、発達障がいやコミュニケーションに苦手さを感じているご本人、学生さん、お子さんを応援するコラム。名前は、十人十色からつけました。
読者の方にとって、少しでも役に立つヒントになればうれしく思っています。
不定期ですが、ちょっとずつ更新していきます。

この記事を書いた人
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ジョブジョイントおおさかの所長。
障がいのある人の地域生活支援の仕事をして15年。就労支援に限らず、生活支援・余暇支援・お子さんの支援など、ライフステージごとの支援に携わってきた。趣味は、登山、散歩、読書。現在は、北アルプス登頂目指してマイペースにトレーニング中。