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【toiro】障がい者手帳のオープンとクローズについて(就職活動編)

皆さん、こんにちは。
4連休はずっと雨でしたね。おかげでステイホームな毎日。
出かけられないのは残念でしたが、動画三昧も楽しいものです。

 

さて、今回は、就職活動における障がい者手帳の活用について。

就職活動のとき、障がい者手帳を開示する(オープン)か非開示(クローズ)にするかで悩む方は多いように思います。
オープンとクローズについては、どちらがオススメというわけではないですが、それぞれメリットとデメリットがあります。

簡単にまとめてみたので、ご参考になったらうれしいです。

 

障がい者手帳をオープンにする場合

POINT:『 周囲からのサポートが受けやすくなり、長く働きやすくなる 』

メリット

障がい特性への配慮がある

  • 手順書や見本の提示など、分かりやすく教えてくれる
  • 慣れないうちは勤務時間を短くしたい、定期通院で毎月休みがほしいなど、個人的なことを伝えやすい
  • できないことや苦手なこと(例えば合理的配慮など)を伝え、お願いしやすい

ジョブコーチなどの人的支援がある

  • 職場に来て、仕事の様子を見てくれる
  • 仕事の進め方やコツを、職場の人と一緒に考えてくれる
  • 職場との定期面談に同席したり、上司・同僚との間に入って話し合ってくれる

デメリット

  • 希望する職種がそんなに多くない
  • 一般求人よりは賃金が低い傾向にある

企業としては

  • 障がい特性や配慮事項が聞け、正しく理解できる
  • 障がい者雇用率の向上につながる

 

障がい者手帳をクローズにする場合

POINT:『 周囲からのサポートが受けにくく、長く働く可能性が低くなる 』

メリット

求人の選択肢の多さ

  • 職種や労働条件など、求人の選択肢が多い中で就職活動を進めることができる
  • 選択肢が多いことで、希望する仕事を見つけやすくなる

デメリット

  • 障がい特性に対する配慮が受けられない
  • 職場内でジョブコーチなどの人的支援が受けられない

企業としては

  • 他の社員と同じ視点で仕事の成果を求めてしまう
  • 職場で困ったことがあっても、配慮しづらくなる

  

  

オープンとクローズは、どちらも良い点と良くない点があります。

自分にあった就活の進め方を見つけるのは難しさもあるので、オープンもクローズも、両方とも視野に入れながら進めていくことも良いように思います。

 

今回の一番のポイントは、「周囲からのサポートの有無」。

 

ただこれは、あくまで「職場内」でのサポートなので、クローズで働く人は職場以外で理解してくれる人が身近にいれば、仕事が長続きすることはきっと可能だと思います。

 

就職活動は、「就職した後」のことも考えながら進めていくことも大切な視点です。

長く働く、やりたい仕事をする、周囲からのサポートや人間関係を重視するなど、自分なりの基準も大切にして就職活動を進めてもらえたらと思います。

 

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コラムtoiroは、
発達障がいやコミュニケーションに苦手さを感じているご本人、学生さん、お子さんを応援するコラム。
名前は、十人十色からつけました。
読者の方にとって、少しでも役に立つヒントになればうれしく思っています。
不定期ですが、ちょっとずつ更新していきます。

この記事を書いた人
星明

ジョブジョイントおおさかの所長。
障がいのある人の地域生活支援の仕事をして15年。就労支援に限らず、生活支援・余暇支援・お子さんの支援など、ライフステージごとの支援に携わってきた。趣味は、登山、散歩、読書。現在は、北アルプス登頂目指してマイペースにトレーニング中。