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働くチカラPROJECT インターンシップ報告会を開催!(発達障がいのある大学生の就職活動を応援する就職準備支援プログラム)

働くチカラPROJECTとは、発達障害のある大学生やコミュニケーションが苦手な大学生の就職活動を応援する就職準備支援プログラム。ジョブジョイントおおさかでもこの取り組みを始めて10年が経過しました!

本日はそのプログラムの中の一つ、インターンシップに参加するプログラムで報告会をしたので様子をご紹介していきます。

インターンシップ報告会の目的

5日間程度、企業にインターンシップに行くプログラムがあります。先日は、春休みの期間を使ってインターンシップに参加してくださった大学生さん達と、インターンシップ報告会を開催しました。

インターンシップに行ってなんとなく体験が終わってしまうのではなく、学んだことや気付いたことを明確にして振り返ることで、次の就職活動や就労に向けて具体的に今後何をすればいいのか、明確になります!

まずは発表資料を個別で作成!

それぞれに、インターンシップ中の日誌やご自身でつけた評価表、企業からの評価表なども見返しながら、ご自身で振り返り、発表用の資料をフォームに入れ込む形で作成していきます。

みんなの前で発表!

作った資料をもとに、他の参加者さんの前で発表タイム。
皆さん振り返りや準備がしっかりできていたので、とてもわかりやすい発表でした。

インターンシップに参加した大学生さんの感想は?

インターンシップに参加してみて、「実際に働くためには体力が必要だと思った」「睡眠などの体調管理もしっかりとることが必要だと感じた」といった生活面のことや、「メモの取り方のコツを学んだので今後も活かしていきたい」「(事務業務に取り組む上での)個人情報の取り扱いについて知ることができた」といった仕事面での感想もあがっていました。これからの目標として「程よく力を抜いて取り組むことも大切そう」といった意見も挙がっていたのが印象的でした。

学生さん同士の質問タイムも盛り上がりました!

「時間管理が苦手なんですが、どうされてますか?」という質問がありました。発表された方は「事前に予定や計画を立てておく」「作業時間の目安を担当者に確認しておく」「何時にどこまで仕上がっているといいのか」など相手が思っている見通しを確認しておくことの大切さを共有されていました。

それぞれの発表を聞く中で、参加者の皆さんの自身の目標にまで落とし込むことができていました。

「時間管理ができるように、家でも1日に3つぐらいの作業をして時間を区切って作業する練習をしてみようと思う」「苦手な電話対応でもチャレンジしてみれるといいなと思った」などなど。

他の人の意見も聞いて、お互いで振り返りをするからこそ得られた発見もたくさんあったように思います。

 

2023年度のインターンシッププログラムはこれで終了です。今回のインターンシップの経験が少しでもこれからの就職活動などに役立てると嬉しいです。

(スタッフ安田・岡本)