花椿ファクトリーさんのセミナーに登壇「発達障がいの方が働くための合理的配慮とは?」
先日、資生堂の特例子会社である、花椿ファクトリー株式会社主催の【企業向け障害者雇用セミナー】に当事業所の所長、星明が登壇してきました。
今回は「支援機関から企業へのメッセージ〜 数と質、確実な定着と職場での活躍を目指して〜」というセミナーテーマでした。
障害者雇用を進めていく際に企業様と支援機関が連携して雇用を進めていくことができるよう、日々の取り組みや大切にしていることなどを、支援機関の立場から発表させて頂きました。
ジョブジョイントおおさかからは、職場での合理的配慮についてや発達障がいの特性も踏まえた関わり方について話題提供させてもらっています。
添付画像にもあるように、採用後の具体的な合理的配慮について具体例を紹介しました。
- 「業務指導や相談に関し、担当者を決める」
- 「業務指示やスケジュールを明確にする」「作業手順についてマニュアルを活用する」
- 「感覚過敏を緩和するため、サングラス着用や耳栓の使用を認めてもらう」などが挙げられます。
また企業の皆さんに向けては、発達障がいの方との関わり方についてもお伝えしました。
- ⾔葉かけは、具体的に必要最⼩限にする(事前に情報を整理)
- 落ち着いた声で、ゆっくり話す(情報量の減少)
- ⽬標は、段階的に設定する(スモールステップ)
- ⼿順は固定、いつも同じ教え⽅(教え⽅の統⼀)
- ⼝頭よりも、視覚的に指⽰する(モデリング、⾒本、⼿順書など)
上記のポイントを少し意識しながら関わって頂けると、ご本人にとって理解しやすい場合が多いです。
「障害者雇用の質にこだわるためにはどのように企業様と支援機関が連携させてもらえるとよいのか」考える機会を頂いたように思います。
ジョブジョイントおおさかでは、企業様のご相談や研修依頼も随時受け付けております。ぜひこちらのお問合せフォームからお問合せくださいませ。
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花椿ファクトリー株式会社さま、このような機会を頂き、ありがとうございました!