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【toiro】「文が書けない問題」対処法

題名どおり、今日は皆さまお馴染みのお悩み「文が書けない問題」を解決してみましょう。

もうすぐ夏休みです。学生さんには読書感想文や自由研究といった「書く課題」が急に増える時期です。私たち発達障がい当事者にとっても、自分の体調や考えをわかりやすく伝えることは、年間通して切実な課題です。

そういうわけで、私が現在心がけている「わかりやすい文を書くための要点」を以下にご紹介いたします。

 

①目的を明らかにする
「なんのために書くのか?」これを最初に決めておきます。作業をしているうちによくわからなくなってきたら、ここに戻ってくるためです。
「とにかく早く楽に伝えるため」でもいいのかって? もちろんです。ただしこの場合「読む人に一度で必要な情報を伝えるため」と考えたほうが、結果的に楽にできます。やり直しを求められたり誤解されたりする手間は、ぜひとも避けたいところですから。

②情報を集める
目的が決まったら、書く内容についての情報を集めます。自分の気持ちや伝えたいことも、この段階で整頓します。
書こうと気持ちだけ焦っても、材料、つまり情報がなければ書きようがありません。卵がないのに目玉焼きをつくらなくちゃとじたばたしているようなものです。まず卵を手に入れましょう。

③型に合わせる
いよいよ書く段階に入ったら、文章の型に合わせて、集めた情報を並べてみます。
(代表的なところでは「書き方 OREO型」「書き方 PEEL型」などが挙げられます。詳しくはお手元のスマートフォンで検索を)
最初から思いつくまま書いて、かつわかりやすい文に仕上げるのは、相当難しいことです。これまで文を書くために試行錯誤してきた、先人たちの知恵をお借りしましょう。

 

これらを意識することで「文が書けない」問題はかなり解決できます。

よかったら皆さま、ぜひとも実践してみてください。問題解決の最後の要点は「方法を学んだ上で、数をこなすこと」ですから!

 

 

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コラムtoiroは、発達障がいやコミュニケーションに苦手さを感じているご本人、学生さん、お子さんを応援するコラム。名前は、十人十色からつけました。
読者の方にとって、少しでも役に立つヒントになればうれしく思っています。
不定期ですが、ちょっとずつ更新していきます。

この記事を書いた人
佐元佑衣(さもとゆい)

発達障がい当事者。お仕事では記事の執筆・イラストの制作・動画制作などを行っています。
ピアサポートグループの活動・講演会への参加などを通して、地方の町から発達障がいに関する発信を行っています。
こちらのブログ「toiro」では、自分自身の体験・身近な方々の体験談に基づいて「日常生活での気づき」「実際に役立った、二次障がいへの対処・予防方法」「猫の観察記録から学んだ、発達障がいとのつきあい方」などの記事を作成しています。