【toiro】贈り物の日、感謝の日
暦の上では立春を過ぎ、本格的に新しい年の始まった昨今、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
2月から3月にかけてのこの季節、街中でお見掛けするイベントといえば、バレンタインデーとホワイトデーが挙げられます。お店に入ればカラフルなラッピングの並ぶ棚。テレビをつければチョコレートブラウンのCM。もしかしたらお疲れ気味の方もおいでかもしれません、
ただ、ちょっとだけお話しさせていただくと、これらのイベントは素敵な機会です。特に私たち「人間関係をつくったり維持したりするのが苦手な人」にとっては。
本当は何もなくたって、感謝を伝えて構わないのです。それでも「どう話しかけていいか、何を送っていいのか迷ってしまう」とお悩みの方にとって、多くの人が知っているイベントは強力な後押しになります。受け取る側の方にも「このイベントはそういうもの」と納得してもらいやすい利点もあります。
贈り先の変化も嬉しい後押しです。昨今のバレンタインデーやホワイトデーは、年齢や性別に関わりなく「お世話になった方や自分自身のために、感謝の贈り物をする日」になりつつあります。それでいて贈り物の主な中身「チョコレート」はそのままです。中身をチョコレート関係に絞ることで、かなり選びやすくなる、というわけです。
感謝の気持ちは、言葉や形にすることで、より伝わりやすくなります。皆さまにおかれましても、身近なイベントを理由にして、気軽な贈り物をしてみるのはいかがでしょう。よかったら試してみてくださいな。
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コラムtoiroは、発達障がいやコミュニケーションに苦手さを感じているご本人、学生さん、お子さんを応援するコラム。名前は、十人十色からつけました。
読者の方にとって、少しでも役に立つヒントになればうれしく思っています。
不定期ですが、ちょっとずつ更新していきます。
発達障がい当事者。お仕事では記事の執筆・イラストの制作・動画制作などを行っています。
ピアサポートグループの活動・講演会への参加などを通して、地方の町から発達障がいに関する発信を行っています。
こちらのブログ「toiro」では、自分自身の体験・身近な方々の体験談に基づいて「日常生活での気づき」「実際に役立った、二次障がいへの対処・予防方法」「猫の観察記録から学んだ、発達障がいとのつきあい方」などの記事を作成しています。