【toiro】働くとはなにか
今日は大晦日。ジョブジョイントおおさかも年末年始のお休みをいただき、僕もゆっくりした時間を過ごさせてもらっています。
長い連休は、自分の時間もたくさん取れ、家族や友人とゆっくりできる時間があるのもとてもよいことです。趣味を楽しんだり、誰かと出かけたり、好きなものを食べたりと、休みの日は仕事の疲れを癒してくれ、楽しい時間がリフレッシュさせ、充実した気持ちを与えてくれます。
ただ、長い休みは、僕にとってはちょっとつまらない時間であったりもします。職場に出社して、利用者の方や同僚とさまざまなことを話すのは、つらいというよりとても楽しい時間。利用者の方や同僚と過ごすことは、僕にとっては充実感を与えてくれる時間でもあります。
自分にとって「働く」とはなにか? 皆さんはどんなふうに考えますか?
お金のため、趣味のため、大人になったから働かないといけないため…。理由はそれぞれでしょうか。
僕にとっての働くは、「誰かの役に立ちたい」という気持ちを満たすためのものである気がします。学生の時は、ファミレスやホテル、保育園や児童館などでアルバイトしてきましたが、サービス業は自分にとっては理解しやすい仕事で、お客さんや子どもたちに喜んでもらえることにやりがいと感じてきたように思います。もちろん、お金のために働くことも大事です。でも、それ以上に、職場で得られる充実感があるからこそ、仕事を楽しめているように思います。
それに、職場は、自分にとっては「大事なコミュニティ」でもあります。仕事は人生の中で多くの時間を占めますし、そこで得られることで自分の成長にもつながることができたらうれしくて、そうなると「誰と働くか」は大事なことだったりします。
働くとは何か。
こうやって、ゆっくりした休みがあるからこそ、じっくり考えられるものです。長い連休で、職場と少し離れ、働くことが自分にどんなことを与えてくれてるかも、長い休みがあるからこそ客観視できる気がします。
楽しみながら働くことは、これからも大事にしたいです。
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コラムtoiroは、発達障がいやコミュニケーションに苦手さを感じているご本人、学生さん、お子さんを応援するコラム。名前は、十人十色からつけました。
読者の方にとって、少しでも役に立つヒントになればうれしく思っています。
不定期ですが、ちょっとずつ更新していきます。
ジョブジョイントおおさかの所長。
障がいのある人の地域生活支援の仕事をして15年。就労支援に限らず、生活支援・余暇支援・お子さんの支援など、ライフステージごとの支援に携わってきた。趣味は、登山、散歩、読書。現在は、北アルプス登頂目指してマイペースにトレーニング中。