【toiro】清明な季節
日本で伝統的に用いられている暦・二十四節気において、今年4月5日は「清明(せいめい)」の日です。「清浄明潔(しょうじょうめいけつ)」を略した表現で、春の日差しを受けてこの世全てのものが明るく清々しくある様子を表しているのだとか。
世界自閉症啓発デーの4月2日から8日の発達障害啓発週間、この他にも特別な日はあるのかな? と調べているときに発見しました。春の穏やかな陽気は確かに、新しい環境に挑戦する気持ちを後押ししてくれるようにも感じられます。
日本では2005年4月に発達障害者支援法が施行され、2007年4月からは特別支援教育が正式に開始されています。こうした挑戦も、開始当初は試行錯誤があったことでしょう。20年近くが経過した今、どれだけ知識が広まり状況が改善されてきたかは、皆さまご存じのとおりです。
変化はときに恐ろしく感じられます。春先の眠気や花粉症、新年度にやってくる多くのイベント、興味関心、ニュースのタイムなど、後回しにする理由はいくらでも見つけられます。一方で、春の陽気をはじめとして、変化に挑戦する理由もいくらでも見つけられます。私たちの考え方ひとつです。
私たちは過去の失敗を受けて、自分を守るために注意を払います。失敗を恐れるあまり、必要以上にためらうこともときどきあります。最初に安全を確認したら挑戦してみる。もし失敗したら改善の方法を考えて再挑戦する。それくらいの単純さでよいのでしょう。
季節はめぐるものです。春に勇気を出して植えた苗は、秋が来れば実りをつけてくれます。
啓発週間や記念日をきっかけに、ちょっとだけ自分を励ましたら、新しいことに挑戦してみるのはいかがでしょうか。何より自分たちの未来のために。

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コラムtoiroは、発達障害やコミュニケーションに苦手さを感じているご本人、学生さん、お子さんを応援するコラム。名前は、十人十色からつけました。
読者の方にとって、少しでも役に立つヒントになればうれしく思っています。
不定期ですが、ちょっとずつ更新していきます。

発達障害当事者。お仕事では記事の執筆・イラストの制作・動画制作などを行っています。
ピアサポートグループの活動・講演会への参加などを通して、地方の町から発達障害に関する発信を行っています。
こちらのブログ「toiro」では、自分自身の体験・身近な方々の体験談に基づいて「日常生活での気づき」「実際に役立った、二次障害への対処・予防方法」「猫の観察記録から学んだ、発達障害とのつきあい方」などの記事を作成しています。










