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【toiro】猫に学ぶ発達障害26・嫌なこと、でも必要なこと

秋が近づくと、我が家の猫には一大事が訪れます。予防接種です。
猫は大騒ぎして嫌がります。さあ病院に行くぞ、とキャリーケースを持ち出しただけで家じゅうを逃げ回り、おやつに釣られてキャリーに入った後も、病院への道中にゃあにゃあ・わあわあ鳴きっぱなし。診察台では唸り声をあげ、お医者さまにも看護師さまにも、飼い主にも本気で噛みつこうとします。注射が終わるまで毎年こんな調子です。

 

猫と同じように、発達障害の私たちにも、どうしても辛いことがあります。
大きな音や光だったり、過去に辛い思いをしたのと似た状況や人間関係だったり。記憶力の良さが仇になり、フラッシュバックがいっそう辛くなることもあります。多くの人とは感覚が違っているがために、共感を得られないこともあるかもしれません。
さまざまな事情で、どうしても辛い。でも自分のためにやる必要がある。皆さまはどうしていらっしゃるでしょうか?

 

私は「嫌だと思いながら挑戦する」ことにしています。
耳栓とサングラスをつけ、思い出はさておいて今の現場の予習を重ね、それでも最終的にはえいやっと行動してしまうのです。

やらないですむなら悩みません。必要とわかっているから悩むのです。だったら後は、思いつく限りに対策して、素早く済ませてしまうほかありませんもの。

無事に挑戦を終えたら、お気に入りの紅茶を入れて、ちょっとした祝勝会を開くことにしています……病院から帰った猫に、特別なおやつをあげるのと同じように。

 

かくして今年も猫は捕まりました。キャリーケースに入れた猫に、私はこう話しかけることにしています。
「あなたのことが大好きだよ、だから嫌なことは極力しない。
でも予防接種には連れて行くよ、あなたのことが大好きだからね」

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コラムtoiroは、発達障害やコミュニケーションに苦手さを感じているご本人、学生さん、お子さんを応援するコラム。名前は、十人十色からつけました。
読者の方にとって、少しでも役に立つヒントになればうれしく思っています。
不定期ですが、ちょっとずつ更新していきます。

この記事を書いた人
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発達障害当事者。お仕事では記事の執筆・イラストの制作・動画制作などを行っています。
ピアサポートグループの活動・講演会への参加などを通して、地方の町から発達障害に関する発信を行っています。
こちらのブログ「toiro」では、自分自身の体験・身近な方々の体験談に基づいて「日常生活での気づき」「実際に役立った、二次障害への対処・予防方法」「猫の観察記録から学んだ、発達障害とのつきあい方」などの記事を作成しています。

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