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発達障がいのある人に適した障がい者雇用企業の選び方

就労移行支援の企業開拓を担当しているスタッフから、今日は障がい者雇用で就活を進める際の企業の選び方のコツについてご紹介です。
コツは大きく分けて4つあります。

その1:企業の理念と価値観を見極める

 企業の理念や価値観を把握することは、その企業が障がい者の雇用やサポートにどの程度積極的に取り組んでいるかを知る上で極めて重要です。社員の多くが障がい者雇用への取り組みを理解している会社もあれば、残念ながら一部の部署だけに偏り情報が閉鎖的な企業もあります。自分の価値観や希望条件と合っているかを判断するために、企業の理念や価値観を知ることは企業を選ぶ大切なポイントのひとつとなります。

その2:公式情報を調査する

 企業の公式ウェブサイトを訪れてみましょう。多くの企業は自社の理念やミッションを明確に掲げています。そこには「ダイバーシティ」や「インクルージョン」に関する記述があるかもしれません。障がい者の採用や成長を支援するための取り組みや価値観を示す部分があれば、その企業は積極的に障がい者支援に取り組んでいる可能性が高いです。

その3:SNSやブログをチェックする

 SNSやブログでは、社員が障がい者支援に関わる活動を行っているか、社内のイベントや関連記事が掲載されているかをチェックしましょう。さらに、過去のニュースや報道記事も重要です。企業が積極的に障がい者支援を報じられているか、受賞や認定を受けているかなどを探ってみましょう。これらの情報は、企業がどの程度障がい者雇用を推進しているかを知る手がかりとなります。オンライン上の情報収集を通じて、企業の障がい者支援への姿勢をより詳細に把握しましょう。

その4 : 企業見学でリアルな情報を確かめる

 企業の公式ウェブサイトやSNSを見ることも大切ですが、実際にその企業を訪れてみることで、リアルな雰囲気や障がい者支援の取り組みを目で確かめることができます。発達障がいのある方にとって、この「目で見る」というステップが極めて重要になります。企業見学では、企業の雰囲気や働く環境、障がい者支援の具体的な取り組みを直接体験することができます。発達障がいのある方の学習スタイルとも合致する有効な手段と言えるでしょう。

 

【視察のポイント】
企業見学では、障がい者支援に関する具体的な施設や設備、従業員の姿勢やサポート体制を注視しましょう。障害特性に適した環境が整っているか、実際の現場での取り組みや声を確かめることが大切です。

 

【自分の希望条件にあった企業を見つける】
企業見学は、自分の希望条件に合致するかどうかを判断するのに非常に役立ちます。実際の現場を見ることで、自分がその企業で働くことに対するイメージや安心感が得られます。自分の特性や障害に合った環境で働くためには、リアルな情報が欠かせません。

 

企業見学は、企業選びの最も重要なステップです。実際の現場で直接感じることで、自分に合った環境やサポートを提供してくれる企業を見つける手助けになります。自分の将来を左右する重要な決断をする際に、自信を持って選択するためにも、ぜひ企業見学を積極的に活用しましょう。

 
ジョブジョイントおおさかでは、企業への見学を積極的に行なっております。発達障がいのある方を専門に支援してきたからこそ、発達障がいのある方の就職活動には独自のステップで取り組み、サポートをしています。

(企業開拓スタッフ 寺谷)