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【toiro】実録発達障がい14・復活まであと1日

クリスマスに大晦日、お正月。昨年から新年にかけてイベントの続くこのごろ、皆さまいかがお過ごしでしょうか。いよいよ冷え込む季節でもあり、思わぬ体調不良に見舞われる方もおいでかもしれません。

そんな事態を避けられるように、またそんな事態になってしまったときの考え方について、今日は私の体験した「電池切れから回復するまで」のお話をいたします。

 

実は私、先日体調を崩しておりました。持病の喘息の咳は出るわ、歩いているだけで体のあちこちが痛いわ、会社から自宅に戻るまでの記憶が怪しくなるほどでした。

かかかりつけのお医者様で点滴を受けてなんとか帰宅したのですが、玄関に入ったあたりでとりつくろうのも限界に。一晩眠った後も、自室の寝床に転がって、顔をべしょべしょにしながら泣いたり怒ったりしておりました。

そうして散々な時間を過ごして、しかし気がついたころには、音楽を聴いてふと笑ったりもするようになっておりました。そこでようやく時計を見たのですが、ちょうどお昼を回ったころ。つまり私が復活するまでの時間は、まる1日でなんとかなった、ということです。
この時間、長いとお思いでしょうか? それとも短い? 私は「大騒ぎした割には短い」と感じましたよ。

 

いちど体調を崩してしまうと、気持ちまで引っ張られて暗くなります。不安や焦りでいっぱいになって眠れないなんてことあるでしょう。

ただ、適切な治療を受けて安静にしていれば。まもなく治る体調不良も多いもの。具合の悪いときは、過去のことや未来のことを考えるのはいったん置いて、素直に回復に努めるのが一番のようです。

とはいえ、もっと良いのは、体調不良が悪化する前に多めの休息をとって回復すること。

どうか皆さま、早めの回復に努めて、よい新年をお過ごしくださいますよう。

 

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コラムtoiroは、発達障がいやコミュニケーションに苦手さを感じているご本人、学生さん、お子さんを応援するコラム。名前は、十人十色からつけました。
読者の方にとって、少しでも役に立つヒントになればうれしく思っています。
不定期ですが、ちょっとずつ更新していきます。

この記事を書いた人
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発達障がい当事者。お仕事では記事の執筆・イラストの制作・動画制作などを行っています。
ピアサポートグループの活動・講演会への参加などを通して、地方の町から発達障がいに関する発信を行っています。
こちらのブログ「toiro」では、自分自身の体験・身近な方々の体験談に基づいて「日常生活での気づき」「実際に役立った、二次障がいへの対処・予防方法」「猫の観察記録から学んだ、発達障がいとのつきあい方」などの記事を作成しています。