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【toiro】猫に学ぶ発達障がい19・毎日のルーティン

今回は、我が家の猫の一日をご紹介します。
朝はリビングを走り回り、起きてきた家族に飛びかかります。運動がひと段落すると、フードボウルの前で朝食をカリカリ。その後はクッションを積み重ねた猫用ベッドに入って丸くなります。出勤前の家族に頭をなでてもらうことも忘れません。
昼間たっぷり眠った後、夕暮れになると再び運動の時間です。夕飯をすませ、家じゅうを歩き回り、台所の出窓から外を観察します。これら一連の行動は、猫が我が家にやってきてからほとんど変わりません。

毎日同じことをしていて、猫は退屈でないのでしょうか? 調べてみたところ、全く問題はなさそうです。
猫は自分の縄張りを大切にする生き物です。自分の縄張りに変わったことがないか、気を配りながら過ごしています。つまり猫にとっては、毎日同じ生活を繰り返すことが大切なこと。洗い替え用の毛布や、違うメーカーのキャットフードに、にゃあにゃあ鳴いて抗議をすることがあるくらいです。

わがままでしょうか? いえいえ、自分の機嫌や体調をベストに保つのは、私たちそれぞれにとって大切な仕事のひとつです。自分の居場所を快適にしようとする、猫のひたむきなところは、私たち人間も見習っていいのかもしれません。

ところで、最近の猫のルーティンはもうひとつあります。私の足を噛むことです。
すっかり収まったと思っていたら、なぜか最近になって再発しはじめました。
こればかりは、もういちどルーティンに組み込まれてしまう前に、なんとかやめてもらう方法を模索しているところです。

 

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コラムtoiroは、発達障がいやコミュニケーションに苦手さを感じているご本人、学生さん、お子さんを応援するコラム。名前は、十人十色からつけました。
読者の方にとって、少しでも役に立つヒントになればうれしく思っています。
不定期ですが、ちょっとずつ更新していきます。

この記事を書いた人
佐元佑衣(さもとゆい)

発達障がい当事者。お仕事では記事の執筆・イラストの制作・動画制作などを行っています。
ピアサポートグループの活動・講演会への参加などを通して、地方の町から発達障がいに関する発信を行っています。
こちらのブログ「toiro」では、自分自身の体験・身近な方々の体験談に基づいて「日常生活での気づき」「実際に役立った、二次障がいへの対処・予防方法」「猫の観察記録から学んだ、発達障がいとのつきあい方」などの記事を作成しています。