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【toiro】実録発達障がい10・用法と容量を守りましょう

今日は私のやらかしたお話です。いつもやらかしていませんか? と訊かれたらおっしゃるとおりなのですが、その中でも特に影響の大きかった出来事です。

私は発達障がいとは別に、ぜんそくの体質を持っています。軽いところでは風邪のひき始めに咳が出やすい、重いところでは肺炎になってあわや入院と、症状の振れ幅がなかなか大きい体質です。
症状緩和のために服薬しているのですが、季節の変わり目などにはやはり症状が出てしまいます。お医者さまと相談の上、これまでの辛い季節は一時的に頓服薬を追加してやりすごしていました。

ところが先日、薬の量についてしっかり見直してみたところ、週に2-3錠ほどの飲み忘れが発覚。お薬用のカレンダーやピルケースを使って、飲み忘れをなくす工夫を1カ月間続けてみました。
それからどうなったか? 症状が劇的に改善されました!
くしゃみや鼻水はもちろんのこと。夜中の咳や運動時の息切れがなくなったことから、昼間の眠気まで緩和されました。その改善のほどといったら、数粒の飲み忘れを直しただけとは思えないほどでした。
格段に鼻呼吸のしやすくなった体に、私は感動し、そして痛感いたしました。お医者さまや薬剤師さんが丁寧に説明してくださった用法・容量は、本当に大切なことだったんだな、と。

お薬は決まった時間に、決まった回数を服薬すること。もし何らかの事情で決まりどおりの服薬が難しいとわかったら、そのことも含めて、お医者さまに相談すること。こんな基本的なことを、改めて実感した私です。
服薬中の皆さま、どうかお薬の取り扱いにはご注意を。治るはずの症状が続いたり、ましてや酷くなったりしては大変ですから!

 

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コラムtoiroは、発達障がいやコミュニケーションに苦手さを感じているご本人、学生さん、お子さんを応援するコラム。名前は、十人十色からつけました。
読者の方にとって、少しでも役に立つヒントになればうれしく思っています。
不定期ですが、ちょっとずつ更新していきます。

この記事を書いた人
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発達障がい当事者。お仕事では記事の執筆・イラストの制作・動画制作などを行っています。
ピアサポートグループの活動・講演会への参加などを通して、地方の町から発達障がいに関する発信を行っています。
こちらのブログ「toiro」では、自分自身の体験・身近な方々の体験談に基づいて「日常生活での気づき」「実際に役立った、二次障がいへの対処・予防方法」「猫の観察記録から学んだ、発達障がいとのつきあい方」などの記事を作成しています。