職場でサポートするジョブコーチ

ジョブコーチとして、現在企業開拓・体験実習支援・入社時・就職後の定着支援のため企業へ訪問をしています。『えっジョブコーチって⁉️』とまだまだ世間では知らない方も多くちょっと肩身の狭い感じもしています。

　

私が特にジョブコーチの仕事に始めて魅力を感じているのは、やはり入社すぐの『集中支援』です。仕事を覚える為のスケジュール・手順・環境調整を、ご本人と確認しながら共通認識を探りながらメモに書いり、時には絵を書くなどして伝えています。時には一緒に仕事を取り組んだり、ご本人と職場の方との関係性がスムーズになるようフォローをしています。

　

ジョブコーチとして企業を訪問する時は『大阪のお節介なおばちゃん‼️』を心掛けています。

職場の方々の邪魔にならない様に、『誰が職場のリーダーかなぁ？』とか『私の話を聞いてくれそうな人かなぁ？』とか様子を伺いながら話しかけて、仕事のコツを教えていただく事やご本人の特性などを伝えています。

時にはご本人と私がちょっと砕けた言葉で『アニメのこと』『鉄道の話』など楽しそうに話しをしている姿を職場の方にふんわりと視界に入るように振る舞ったりしています。

　

職場でも合理的配慮など受け入れを考えてくださっていますが、障がい特性上コミュニケーション・拘り・衝動性などが職場の方の理解不足・認知のズレが生じことがあります。ご本人と職場の方での許容範囲は、どの辺りなのかなど落としどころを見つけるようにしています。

特に入社して間もない時は、ご本人も緊張され同様に職場の方も『どんなふうに接したらいいの？』と不安な事もあります。そんな時に『お節介』がお互いの仕事を円滑にするのでは？と感じています。

　

ご本人には仕事にやり甲斐が感じられ、職場の方には配慮の負担が少なく、お互いが普通に仕事の出来る環境を心掛けています。

（スタッフ 玉井）