見学・相談会のお申し込みはこちら

【toiro】自信は自分の芯にある

ときに皆さま、自信は充分にお持ちでしょうか。

そんなことないとお思いの方もおいでかもしれませんね(実は私もです)。初めての分野、目立った成果を挙げたことがない分野に挑戦するときはなおさらです。

そんな私たちの今日のお話は「自信は隠れたところに持つくらいでちょうどいい」というものです。

 

自信は「自」分を「信」じる、と書きます。「今から自分を信じるぞ」と決めたら準備完了とも言えます。

もちろん気持ちだけだと、ちょっと失敗しただけで揺らいでしまいます。だから実績を積み上げて、自分にも他の人にも「今までやってきた、これからも大丈夫」と証明する……自信をつける段階は、おおまかにこんな感じです。

このとき、他の人に見てもらうのは素敵な方法です(「自分以外の人にとっても良いもの」だと確認もできます)。ただ「他の人からOKをもらうことだけ」が理由になってしまうとちょっと辛くなります。たとえばスポーツの試合だと、勝ち残る人の数は限られていますからね。

 

そこで先程の、隠れたところに持つ自信の出番です。

確かに勝ち残る人数は限られています。けれども自分自身をよりよくするために行う積み重ねは、誰でも持つことができます。

「自分は今日まで練習をしてきた」「1年前の自分よりは、確実に良くなった」……こうした事実に基づく自信なら、全員持っているはずです。

そしてこの自信は、ありがたいことになくなりません。もし今回は目標に届かなくても、次の挑戦までにさらに積み上げることはできます。別の分野に方向転換するとしても「目標のために積み上げることができた」という体験は活用できます。

 

人間の骨は内側から体を維持しています。コンクリートの中の鉄筋も、外からは見えません。大きなものごとをしっかりと支え続けるためには、目立たない場所の丈夫な芯が大切なようです。

不安になったとき、自信を持ちたくなったときこそ、今まで積み上げてきた地道なことを振り返る……とてもシンプルで誰にでもできる、いい方法かもしれませんよ。

 

+++++++++++++++++++

コラムtoiroは、発達障がいやコミュニケーションに苦手さを感じているご本人、学生さん、お子さんを応援するコラム。名前は、十人十色からつけました。
読者の方にとって、少しでも役に立つヒントになればうれしく思っています。
不定期ですが、ちょっとずつ更新していきます。

この記事を書いた人
須藤真理子(Suto Mariko)

発達障がい当事者。地方都市でピアサポートグループの活動を行っています。
当事者の視点から、自分で試してみた情報の共有や周知活動に参加しています。
主な内容は「食生活と発達障がいの関係」「実際に役立った・便利だった二次障がい対処法」「日常生活での気づき」など。
好きなことは、絵を描くこと・物語を書くこと。
「二次障がいでつらいとき、ものづくりにエネルギーを使う」のは、かなり実用的な対処方法だとお伝えしたい次第。