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【toiro】ピアサポートグループのはなし

ピアサポートグループってご存じでしょうか?
ピア=peerは「仲間」という意味の英単語。同じ困難、同じ悩みを抱えた当事者同士が集まって、お互いに助け合うためのグループです。活動内容は、実体験はじめ情報の交換から、勉強会まで実にさまざま。私が暮らしている兵庫県の地方都市でも、発達障害のピアサポートグループが活動しています。

発達障害のピアサポートグループの効果として、私は特に「人間関係の練習」が挙げられると考えています。

発達障害の人が社会に出ようとしたとき、悩みになりやすいもののひとつが人間関係です。
人間関係の作りかたがわからない。作ることはできても、いつのまにか相手が離れてしまい、長く続かない。マナーブックは読み込んだけれど、実際にやってみて本当にできるだろうか。そういう不安を抱えているとき、同じ立場の人達との会話を通して、実践できる場所がピアサポートグループです。

「発達障害当事者どうしだから、なんでもわかるの?」と聞かれることもありますが、もちろん違います。重要なのは、間違っても許しあえること、お互いの意見を聞きながら、試行錯誤を続けられることです。
「やり直せる人間関係」を練習できる場所、ピアサポートグループ。私たち発達障害当事者にとって、とても貴重な場所と感じるのですが、いかがでしょうか……? 

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コラムtoiroは、
発達障がいやコミュニケーションに苦手さを感じているご本人、学生さん、お子さんを応援するコラム。
名前は、十人十色からつけました。
読者の方にとって、少しでも役に立つヒントになればうれしく思っています。
不定期ですが、ちょっとずつ更新していきます

この記事を書いた人
須藤真理子(Suto Mariko)

発達障がい当事者。地方都市でピアサポートグループの活動を行っています。
当事者の視点から、自分で試してみた情報の共有や周知活動に参加しています。
主な内容は「食生活と発達障害の関係」「実際に役立った・便利だった二次障害対処法」「日常生活での気づき」など。
好きなことは、絵を描くこと・物語を書くこと。
「二次障害でつらいとき、ものづくりにエネルギーを使う」のは、かなり実用的な対処方法だとお伝えしたい次第。