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【toiro】新型コロナによるストレスへの対処

新型コロナウイルスのことで、不安になっている発達障がいのある人は多いように思います。
WHOの公式情報特設ページなどを参考に、不安な気持ちへの対処法をまとめています。

1、不安になるのはごく普通なこと

感染状況が広がっている今の状況では、不安になるのはごく普通なことです。
また、これからのことも予測できないので、見通しがないと不安になりやすい発達障がいのある人はより一層不安になることも多いものです。
身近な信頼できる人に話すことで、不安な気持ちが楽になりますし、不安なときは会社を休むなどして、無理をしないことが大切です。

2、見る時間を減らす

テレビやネット、SNSなどの「不安をあおる情報」は、見る時間を減らすのが効果的です。情報過多の現代では、デマやフェイクニュースも存在するため、正しい情報を入手するのは難しいものです。見る時間を減らし、正しい情報は信頼できる人や家族から教えてもらいましょう。

3、免疫力を落とさない

確率の話ですが、新聞報道(WHOの資料をもとに作成)によると、感染しても症状の出る人と出ない人がいること、熱や咳などの症状が出ても8割は軽めの症状で済むことが分かっています。
また、重症化する人ははわずかで、高齢者の人や高血圧・糖尿病などの持病のある人が多いようです。

感染しても重症化しないためには免疫力を高めることが大切。
・十分な睡眠
・バランスのよい食事
・適度な運動
これらのことを毎日意識して生活することでウイルスに負けない生活を送ることができます。

 

事態は、いずれ終息します。
それまでは、上の1〜3のことを意識して生活するようにしましょう。
「毎日の習慣」にすることで実行しやすくなりますし、続けることでストレスや不安な気持ちをきっと和らげてくれると思います。

  

以下、参考情報です。
・WHOの公式情報特設ページ
・流行下におけるストレス対処(Coping with stress during the 2019-nCoV outbreak)
・【動画解説】私たちにできること 免疫力を高める(出所:NHK)

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コラムtoiroは、発達障がいやコミュニケーションに苦手さを感じているご本人、学生さん、お子さんを応援するコラム。名前は、十人十色からつけました。
読者の方にとって、少しでも役に立つヒントになればうれしく思っています。
不定期ですが、ちょっとずつ更新していきます。

この記事を書いた人
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ジョブジョイントおおさかの所長。
障がいのある人の地域生活支援の仕事をして15年。就労支援に限らず、生活支援・余暇支援・お子さんの支援など、ライフステージごとの支援に携わってきた。趣味は、登山、散歩、読書。現在は、北アルプス登頂目指してマイペースにトレーニング中。