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高槻オフィスの自立訓練で食事マナーの実践~ライフスキル倶楽部~

毎週開催するライフスキル俱楽部では、毎年、新米の時期に合わせて皆さんが毎日食べている「米」についていろいろ学んだあと今年の新米を実際に炊いて、みんなで味わおうという機会を設けています。

今年は、チャレンジコースとスモールステップコースの合同で、炊き立ての新米を味わいながら、「食事のマナー」を実践的に学んでみようという取り組みにチャレンジしました。

 

 

実際の食事に近づけるため、使い捨ての食器ではなく、普段ご家庭で使っておられるような陶器の茶碗やお椀を用意してみました。献立は、一汁一菜でコロッケにカット野菜、みそ汁と白ご飯です。

まず、「食事のマナー」「お箸のマナー」について、動画を見ていただきました。「よい見本」と「悪い見本」を見比べながら、それぞれ自分の振る舞いが、人からどんな風に見られているのだろうか…と、普段の自分を振り返っていただくのがねらいです。

配膳がすんだら、姿勢を良くして、皆さんで「いただきます」のあいさつ。食事のスタートです。ところが、さあ食べようというところで、いきなりの「STOP!」がかかります。お茶碗の持ち方に、さっそくダメ出しです。皆さん、結構それぞれの癖があるようで、ちょうど良い機会でしたので、正しい持ち方を確認しました。

 

 

その後は、スタッフが食事のマナー違反の見本をお見せして、どこが間違っているのかを皆さんに当てていただきました。皆さん次々に、悪いところに気づかれはするものの、では果たして自分はきちんとできているのか?といえば、実はそうでもなくて…

人のことは、よく気づくのですが、自分のことになると、なかなか気づかないものですね。これを機に、少しでも自分の食事の仕方を振り返ってもらえると嬉しいです。

 

 

スタッフがじろじろ見てる中、食べた気がしなかったと思いますが、そんなことは何のその、皆さん残さず、きれいに完食です。ご飯のお代わりをされた方もおりました。炊き立ての新米はおいしいですからね。

おそらく多くの方は、小さい頃には、ご家庭で「ごはん中は肘をつかない」とか、お箸の持ち方とか、いろいろしつけをされてきたと思うのですが、大人になるにつれて、注意される場面というのは減ってくるものです。

しかし、社会に出ると、いろいろな場面で食事をする機会も増えてきますので、最低限の食事のマナーは身につけておきたいものですね。

(自立訓練の担当スタッフ)