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【toiro】しんどい時期は、そう長くは続かないと思う

しんどい時期は、人によってそれぞれかと思います。僕の個人的な話で言えば、社会人になって約20年の中で、つらくてしんどくて、ストレスフルだった時期は、思い出すと色々ありました。

 

1年間の中で何度もしんどくなることもあれば、数年に一度で大きな出来事が起こったり、しんどい時期が単発で終わるものもあれば数ヶ月など長期間続くものもありました。

どれも、今となっては過去の話ではありますが、あまり思い出したくないものもあり、こうやって書くことで思い出すこともあるとなると、これ以上しんどかった話はこれくらいで終わりにしたいところです。

 

さて、これは、今となって振り返り、しんどかった時期を客観的に考えてみると、ふと、思ったことがありました。それは、「しんどい時期は、ずっとは続かない」ってことです。

 

どんな出来事にも、始まりがあれば終わりもまた必ずあります。単発でも長期間でも、長さが違ってもどこかで終結します。

今回の新型コロナも、きっとどこかで収束するでしょうから、「何事も、始まりと終わりがある」ってことを、しんどい時期にこそ忘れないようにしたいなぁと思います。

 

しんどい時期は、なにしてもうまくいかないかもしれないですし、思考はマイナスになりがちかもしれないです。そんな時期は、悪循環が続くこともあるでしょうから、終わりをいつ迎えるかがわからないと見通しが持てず、より一層不安や心配になってマイナス思考になってしまうかと思います。

 

ただ、しんどい時期に終わりが必ずあるように、終わりを迎える兆候(サイン)も、またどこかに必ず見え隠れしているはず。家族や友人、ドクターや支援機関の人など、自分の周りにいる信頼できる人としんどい時期を共有して、まずは話を聞いてもらい、自分とは違った視点で考えてもらったりアドバイスを受けることで、しんどい時期の「終わり」が見つかるようにも思います。

しんどい時期にこそ、「終わりがあること」を少しでも意識し、ポジティブに受け止めてもらえたらなぁと思います。

 

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コラムtoiroは、発達障がいやコミュニケーションに苦手さを感じているご本人、学生さん、お子さんを応援するコラム。名前は、十人十色からつけました。
読者の方にとって、少しでも役に立つヒントになればうれしく思っています。
不定期ですが、ちょっとずつ更新していきます。

この記事を書いた人
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ジョブジョイントおおさかの所長。
障がいのある人の地域生活支援の仕事をして15年。就労支援に限らず、生活支援・余暇支援・お子さんの支援など、ライフステージごとの支援に携わってきた。趣味は、登山、散歩、読書。現在は、北アルプス登頂目指してマイペースにトレーニング中。