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【toiro】自由ってなんだろう

自由ってどういう状態を指すのでしょう。

実を申し上げると私、このことで考え込んでいた時期があります。

 

私は自由に過ごしたい。実現したいものは先に定義を明確にしよう。とはいえこれがはっきりしない。好き勝手できることでしょうか? いやいやまさか。哲学書をあれこれめくっても、日常生活に活用できそうなところにはなかなか落とし込めません。

 

自由ってどういう状態なんだろう。自分を自由にするために、わたしは何ができるんだろう?

この問いの、自分なりの答えを、今日はお伝えいたします。

 

では結論。

 

自由とは「自分のできることの可能性が、出来るだけ多くなる選択肢を選ぶこと」。

旅行先へと向かう道をいくつも調べておくことも、サングラスと耳栓を持ち歩いて眩しさ・騒音対策をすることも、みんな自由への第一歩ってことになります。

そんなことある? って思われた方、きっといらっしゃると思います。私もこの結論を出しておきながら、妙な気分になりました。なんだかイメージと違うな、と。

 

それもそのはず「自由とは、自分の外の敵や壁を乗り越えて得るもの」という先入観が、私の中にはあったわけです。

 

でも実際を考えてみれば、自由を感じるときは「自分の思うままに行動できているとき」です。戦う敵がいないときもあるし、準備することや自分自身の能力アップで解決することもあります。不自由を感じる壁に対して、じゃあいいやと方向転換することだってできます。違うほうを向いた先に、別の解決方法が見つかることさえあります。

(かのアインシュタインが、大好きなヴァイオリンの演奏「だけ」を続けていたら、相対性理論は見出されなかったかもしれませんね)

 

なんとかすべき壁は外にあるのか、それとも身の内にあるものなのか。

 

不自由を感じているとしたら、どちらが原因でしょうか。そもそも自由であることは、その人それぞれにとって、どれくらい大事なことなのでしょうか? 身近な人たちにも、一度訪ねてみたいな、と考える次第です。

 

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コラムtoiroは、
発達障がいやコミュニケーションに苦手さを感じているご本人、学生さん、お子さんを応援するコラム。
名前は、十人十色からつけました。
読者の方にとって、少しでも役に立つヒントになればうれしく思っています。
不定期ですが、ちょっとずつ更新していきます。

この記事を書いた人
須藤真理子(Suto Mariko)

発達障がい当事者。地方都市でピアサポートグループの活動を行っています。
当事者の視点から、自分で試してみた情報の共有や周知活動に参加しています。
主な内容は「食生活と発達障がいの関係」「実際に役立った・便利だった二次障がい対処法」「日常生活での気づき」など。
好きなことは、絵を描くこと・物語を書くこと。
「二次障がいでつらいとき、ものづくりにエネルギーを使う」のは、かなり実用的な対処方法だとお伝えしたい次第。