【toiro】ご縁のできる過程を考える
多くの学校で夏休みが始まる季節、皆さまにおかれましては、夏のレジャーのご予定はいかがでしょうか。
実は私、遊ぶための友達を作ろうとして作れたことがありません。社会的な立場やキャリアプランを考えて、そのとおりに人間関係を作れたなんてこともありません。
では知人友人は誰もいないのかといえば、一緒にいてくださる方もいます。年に一度くらいお会いする学生時代の友人や、趣味のことを話す同好の士。地域活動で一緒にボランティアをする方々、できるお仕事を探して辿り着いた今の職場の皆さま。
どなたも「行動しているうちにかかわることのできた人たち」です。作ろうと思って作れた間柄ではありません。
そもそも対人行動のパターンがシンプル極まりないと自省する私です。もし人間関係を思い通りに作る方法を教えてもらったとして、複雑なことを結果が出るまで続けられるとは思えないのです。
では今一緒にいてくださる方々はどうしたことか。
最近ではこう考えています……「私の差し上げられるものを喜んで受け取ってくださる方とは交流が続けられている」「私はそうした人からもらったものを大事に使って暮らしている」だけなんじゃないか、と。
今でもやっぱり、私の対人行動はシンプルです。「喜んでもらえそうなことをする」「反応のよくないことはそっとやめてみる」「丁寧な言葉で話す」「約束は守る」云々。相手の方に特別よいことを提供できているかと言えば判断に迷うところです。
それでも現在、ご都合の合うときに「今日は暑かった」「お疲れさまでした」のメッセージを送れる人がいるのですから、私の人間関係に関する願いはもう叶っているようにも思うのです。

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コラムtoiroは、発達障害やコミュニケーションに苦手さを感じているご本人、学生さん、お子さんを応援するコラム。名前は、十人十色からつけました。
読者の方にとって、少しでも役に立つヒントになればうれしく思っています。
不定期ですが、ちょっとずつ更新していきます。

発達障害当事者。お仕事では記事の執筆・イラストの制作・動画制作などを行っています。
ピアサポートグループの活動・講演会への参加などを通して、地方の町から発達障害に関する発信を行っています。
こちらのブログ「toiro」では、自分自身の体験・身近な方々の体験談に基づいて「日常生活での気づき」「実際に役立った、二次障害への対処・予防方法」「猫の観察記録から学んだ、発達障害とのつきあい方」などの記事を作成しています。










