【toiro】話す楽しみを模索する

自分のことばかり話してしまう。相手が二言三言話したかと思えば、また順番を取り戻して長丁場。発達障害の特徴のひとつとして、よく知られているものではありますが、同じくらい切実に対処を考えたいものでもあります。

 

どうしても話したいときの考え方については、過去に記事を書かせていただいたことがあります。

(【toiro】どうしても話したいときの、2つのポイント:https://jobjoint-osaka.com/3571/

ですので、今回は別の切り口から考えてみたいと思います。

 

自分ばかり話してしまうのはどうしてでしょう。答は単純「楽しいから」。

自分の感情を言葉に出して主張するのは確かに胸のすくことです。考えを欠けるところなく伝えようとして話が長くなることもあります。どちらも自分の納得や満足を追い求めた結果起こることです。

 

だとしたらこうも考えられるはずです……今、目の前で話を聞いてくれている相手の方にも、話す楽しみをお渡ししたって良いではありませんか。

「聞いてくださってありがとう」「あなたのお話も聞かせてくださる?」できるだけ早くこういった旨の言葉を使えば、順番を譲りたい意図は伝わります。これで相手の方も自分の話を楽しむことができます。私たちが話すことを存分に楽しんできたように。

 

面白いことに、無理に自分ばかり話そうとしなくなると、かえって順番が回ってくるようになります。相手の方にも「待っていれば自分にも話す順番がやってくる」「大声を出したり遮ったりしなくていい」と伝わるからです。

自分の感情や考えを言葉に出すのは楽しいことですが、それだけならひとりごとでもできることです。相手の方がいるときは、お互い順番を回しあう、ちょっと高度な楽しみ方に挑戦してみてもいいと思うのですが……いかがでしょうか。

+++++++++++++++++++

コラムtoiroは、発達障害やコミュニケーションに苦手さを感じているご本人、学生さん、お子さんを応援するコラム。名前は、十人十色からつけました。
読者の方にとって、少しでも役に立つヒントになればうれしく思っています。
不定期ですが、ちょっとずつ更新していきます。

この記事を書いた人
アバター画像

発達障害当事者。お仕事では記事の執筆・イラストの制作・動画制作などを行っています。
ピアサポートグループの活動・講演会への参加などを通して、地方の町から発達障害に関する発信を行っています。
こちらのブログ「toiro」では、自分自身の体験・身近な方々の体験談に基づいて「日常生活での気づき」「実際に役立った、二次障害への対処・予防方法」「猫の観察記録から学んだ、発達障害とのつきあい方」などの記事を作成しています。

まずはお気軽にご相談ください
どんな雰囲気か知りたい方へ。無料見学会はこちら
資料で詳しく知りたい方へ。資料請求する
電話でのお問い合わせ
TEL:072-668-1123
受付時間:8:45〜17:30(平日)