【toiro】余暇をたのしむ!
街のイチョウ並木が黄金色に色づきはじめ、今年もまた紅葉シーズンの到来です。
週末ともなると、各地の紅葉の名所はたくさんの人でにぎわいます。
多くの人は、きれいな景色を見て感動したり、ゆったりと季節のうつろいを感じたりして、日々の疲れを癒しながら、それぞれの余暇を楽しみます。
みなさんは「余暇」というと、どんなものを思い浮かべるでしょうか?
「余暇」を英語に訳すと、「leisure(レジャー)」になりますが、レジャーには大まかに分けると二つのパターンがあります。
一つは「紅葉狩りのように外出したり、旅行したりして自ら身体を動かすアクティブタイプのもの」と、
もう一つは「家にいて疲れた身体を休めたり、好きなことをして静かに過ごすタイプのもの」です。
日本では、レジャーというと前者のイメージが強いかもしれませんね。
でも「余暇」というと、後者の方をイメージする人もいらっしゃるでしょう。
「余暇=free time」のほうがピタッと来るような気がします。
いずれにしても「余暇」は、個人の自由な時間であり、どのように使っても良いのです。
ひとり一人違っていてOK、その時の気分で自分が決めれば大丈夫。
大切なことは、自分が心地良いと思える時間を過ごすということでしょう。
一見簡単そうに思える「余暇を過ごす」ということですが、実はそうでもありません。
切り替えが苦手な人にとっては身体の力を抜いてうまくリラックスできなかったり、何をしてもいいと言われると余計に緊張したりと、けっこう苦戦する人も多いようです。
この「余暇を過ごす」というスキルは、老若男女を問わず、いくつになっても人が生きていく上で欠かせない大切なものです。
長い目で見て、自分自身が楽しいと思えること、リラックスできることにたくさん出会えるといいですね。
さて、みなさんはこの週末、どんな余暇をすごしますか?
( mashimo )
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コラムtoiroは、発達障がいやコミュニケーションに苦手さを感じているご本人、学生さん、お子さんを応援するコラム。名前は、十人十色からつけました。
読者の方にとって、少しでも役に立つヒントになればうれしく思っています。
不定期ですが、ちょっとずつ更新していきます。
発達障がいのある二人の成人の母+就労支援事業所の支援員。
2人を育てた経験を活かし、自閉症スペクトラム支援士、ペアレント・メンターとしても活躍中。
最近は、ドラマを見ながら眠ってしまって結末が見れない母のために、それを見越して、そっと録画予約をしておいてくれる優しい息子と娘に感謝する毎日です。