スーツ姿でビシッと！就職準備に役立つミニ実習報告会を開催しました
先日の土曜開所日に、ミニ実習報告会を開催しました。
就労移行のご利用者で企業実習に行ったことがある方々が、実習した企業や体験した仕事を発表するという内容。就労移行だけではなく、自立訓練のご利用者も参加されて、合計30人ほどが参加され、所内イベントの中でも結構大きな催しでした。
このイベントの目的は、3つあります。
- 実習の経験を振り返り、就職に向けた目標を再確認する
- 他の人の発表で別企業の実習について知り、興味のある企業や業務を拡げる
- 自立訓練の方にも、働くことのイメージや、企業や実習に行くイメージを知ってもらう
初めにスタッフから身だしなみと実習の流れを説明しました。その後はご利用者7名分の実習についてそれぞれ順番に発表していただきました。スタッフからその他よく行かせてもらう実習先の企業さんについてもご紹介していきました！
いつもは私服で通所されるご利用者さんも、この日はみんなスーツやオフィスカジュアルの服装を意識して、ビシッとした雰囲気の中、プログラムが進んでいきました。
（就活時のときのためにも、スーツに着慣れておくことも大切ですね）
発表前は皆さん緊張されていましたが、資料を作り込んでいたのでとてもわかりやすい報告会になりました。発表中は「へぇ～こんな仕事があるんだ」「この会社知っている！」など参加者も大変興味を持って聞かれていました。最後の質疑応答では自立訓練の方も積極的に質問されました。「実習中に気を付けていたことは？」「難しかったことは？」「実習して良かったことは？」などたくさんの質問が出ました。
この報告会は、「就労移行支援」と「自立訓練」のご利用者、どちらの方々にとっても感じることの多い内容だったのではないかと思います。
発表を聞く側だった皆さんにとって、他の方の経験談をきくことで、客観的に情報を取り入れることができ、自己理解が深まる場合もあると思います。
また、発表してくださった方々にとっても、大きな収穫があったようです。発達障害のある方の中には、ご自身の経験を振り返り、そこから学びを得ることが得意な方もいらっしゃいます。今回、他者に経験を伝えることで、これまで取り組んできたことを振り返り、今後の就職活動を進めていく自信にもつながっていくといいなあと感じています。
（就労移行スタッフ）
