発達障がいの方の就職支援|先輩のリアルな経験談を紹介!
ジョブジョイントおおさかでは、毎月1回「土曜開所」として、余暇活動の一環で自立訓練・就労移行支援のゴチャ混ぜで皆さんと一緒に楽しめる場を提供しています。
今回の土曜開所では、就労移行から一般企業に就職をされた先輩3名に参加いただき、お話を伺う『先輩のはなし』を開催しました。このイベントは毎年開催をしており、就労移行支援を利用している方々には就職後のリアル話を聴けるイベントとして好評をいただいており、ご家族の方にも参加をいただいています。


就職した3名の方は、事務系・軽作業系・清掃系に就職された方々です。利用者の方が知っている企業もあり、皆さんの様子を見ていると前のめりに聴いている方も多くいらっしゃいました。ジョブジョイントおおさかを利用されている方は、発達障がいの特性の一つとして、経験をしていないことや将来のことについてのイメージが湧きにくく、特に学校を卒業をしてすぐ利用されている方が多く、働くイメージが無い方もいらっしゃいます。そのため今回の先輩の話は、知らないことを知るとても良い体験になったと思います。ご家族の方にとっても就職するまでの過程や就職してからの働き方など、参考になったと感じます。
発表後にはグループに分かれて3名の就職者が各グループに入っての質問コーナーでした。全体では質問しにくいことを就職した方に直接聞くことができて、笑いが湧き上がったりとても和やかな雰囲気でのグループワークでした。場所も高槻オフィスでの開催で皆さん緊張されてないように感じました。

今後も、就職をされた先輩の話を通して、働くイメージや大切にすることなどを知っていただく場として交流ができればと考えています。私たちスタッフも就職をされた方の成長を感じることができ、とても充実した土曜開所でした!
(スタッフ玉井)