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就労選択支援の研修会を開催しました!(たかつきしまもと就労ネット主催)

ジョブジョイントおおさかも事務局を担っている「たかつき・しまもと障がい者就労支援ネットワーク」で、今年の10月からスタートする「就労選択支援」に関する研修会を先日開催いたしました。

当日は、高槻市、島本町からご挨拶を頂いたのち、厚生労働省社会援護局障害保健福祉部障害福祉課 就労選択支援専門官 鈴木大樹 氏から就労選択支援に関する行政説明を頂きました。

就労選択支援とは?

就労系障害福祉サービスの利用を希望する障がいのあるご本人が、就職先・働き方についてより良い選択ができるよう、私たち就労系サービスの支援機関が就労アセスメントの手法を活用し、ご本人の希望やスキル、適性等にあった進路選択をサポートするという、新たな福祉サービス。今年の10月からサービスが始まっていきます!

障がいのある方のニーズと働く力を支援員がアセスメントし、皆さんの希望や現状にあった進路選択を一緒に考えていく福祉サービスです。

サービス開始に向けて準備も必要!

このサービスは、就労ニーズに対する進路選択の提案をしていくまでの期間が原則1か月(支給期間)となっています。サービスを提供する側も、就労アセスメントのために様々なプログラムやツールを準備したり、その地域でその方がどんな社会資源、事業を利用することがベストなのか、検討するためには地域の社会資源を学んだり、地域との連携を深めていく必要が今以上に出てくると考えています。事業開始までまだ9か月の時間はありますが、「たかつき・しまもと障がい者就労支援ネットワーク」でせっかく開催しましたし、この地域全体で就労選択支援事業を学び、ジョブジョイントおおさかとしても事業開始にむけて取り組んでいきたいと考えています。

最後に…

私たち支援者が一方的に就労アセスメントをするのではなく、ご本人と支援者が協同して、どのような可能性があるのかを探っていけるサービスとなるのが理想です。また、このサービスは複数回の利用も可能なようですので、長い人生の中でサービスを複数回使っていくことで、その時その時にあった働き方や選択肢を見つけていけるのではないかと思います。

一番大切なのは、ご本人のニーズだといわれています。障がいのある方が自分らしく就労に関する選択ができるようにアセスメント結果をまとめ、地域の関係機関との連携のなかでより良い選択が実現できるような地域になるのが理想に思います。引き続き、高槻・島本地域との連携を図っていきたいと思います。

(スタッフ岡本)