発達障がいのある大学生向けプログラム、働くチカラPROJECT(先輩のハナシ)
ジョブジョイントおおさかでは、発達障がいのある方や、コミュニケーションが苦手な大学生さんに向けて、就活準備プログラムを提供しています。(働くチカラPROJECTといいます!)
今年度の高槻会場では、就活準備講座/インターンシップ/個別相談の3つのプログラムを実施。就活準備講座は年間で5回ほど開催しており、自己PRや面接、コミュニケーション講座などを進めています。その中の一つ「先輩のハナシ」を先日開催しました。
先輩のハナシとは?
実際に障がい者雇用枠で働いているOBさんに登壇してもらうのがこのプログラム一番の魅力です。今回登壇くださった先輩は、在学中に働くチカラPROJECTを利用、その後ジョブジョイントおおさか(就労移行)を利用し、就職を決められました。なんと働き始めて8年が経過!働きやすい職場で、どんどん成長されている姿を参加学生さんに見せてくださったように思います。
スタッフからも話題提供
また働くチカラのスタッフからも、就職活動や障がい者雇用に関する話題提供をさせて頂きました。その時の資料をいくつか載せています。
障がい者雇用は年々数が増えており、追い風といえると思います。障がい者手帳を企業に提示して働くオープン就労や、提示しないクローズ就労と、働き方の選択肢は様々ですが、どの選択肢にしても一人で就職活動を進めることはなかなか大変です。
大学やご家族、働くチカラスタッフなどを頼りながら就職活動を進めていけると良いことなどもお伝えしました。
また大学卒業後に使えそうな相談先や福祉サービスなどについても触れています。無事就職が決まったあとは長く働きたいものですよね。
厚労省のデータなどもご紹介しながら、長く働くためには就職先以外でも相談できる場所があると良いことや、ご自身の特性上苦手なことを配慮してもらえるよう配慮事項をまとめておけると安心材料になることをお伝えしています。
先輩と参加学生さんで座談会タイム!
「今の企業を選んだ理由は?」「自分の苦手なこと(こだわり)はどう克服している?」など参加されている皆さんも興味深々で、いろんな質問を先輩にされていました。先輩もとても丁寧に返答くださっていたのが印象的でした。自分の得意なこと/苦手なことを支援者と一緒に確認していくこと、得意なことを頑張る分苦手なことは職場のチームを頼る大切さなども先輩からはお話頂きました!
今回はご家族や大学職員さんの参加もOKとしていたため、ご家族ならではのご質問も多くいただいていたように思います。
働くチカラPROJECTは、株式会社エンカレッジ、一般社団法人fabricaの3団体で運営しています。今回は高槻オフィスのご紹介でしたが、ぜひほかプログラムものぞいてみてくださいね(^^)/
次回の高槻オフィスのプログラムは、1月18日(土)コミュニケーション講座(基礎編)です!お申込みお待ちしています!詳しくは以下をクリックください。
(スタッフ岡本)