趣味を広げてみよう!egタイムで紙飛行機?
就労移行支援のプログラム「egタイム」では、日頃はカードゲームやボードゲーム、Switchなどでコミュニケーションや余暇の楽しみ方を一緒に取り組んでいます。発達障がいの方は比較的自分の好きなものに熱中する傾向にあり、なかなか新しい趣味を見つける機会が少ない方が多くいらっしゃいます。
そんなこともあり、今回のegタイムでは、みんなで紙飛行機を折って、近くの公園へ飛ばしに行く計画を実行!始めは就労移行のプログラムで予定していましたが、せっかくなので、自立訓練の方も一緒に行くことに!
まずは所内で飛行機づくり!
紙飛行機の折り方は、ネットで検索をしながら、一番飛ぶのは?見た目がかっこいいのは?とそれぞれに思いを込めて紙ヒコーキを作成しました。折り方が難しい方はスタッフにも手伝ってもらいながら、色々な種類の個性豊かな飛行機が出来上がりました。
「テストフライト!」と言いながら何度も作成した紙ヒコーキの精度をチェックされる方もいました。
いよいよ飛行機を飛ばします!
作った紙飛行機は、ジョブジョイントおおさかの近くにある安満遺跡公園で飛ばすことになりました。芝生やグランドなどが併設されてる公園で、よく散歩や運動をしに行く公園で、リフレッシュにも最適!
到着すると、まさに秋晴れ!絶好の紙ヒコーキ飛ばし日和!スタートラインに立つと、スタッフの声をきっかけに、みなさん「行けーっ」と声をあげながら紙ヒコーキを飛ばしていました。
当日は、距離と滞空時間を測りましたが、風が強めだったため風に乗るタイプのものが比較的良い結果を残せたようです。
皆さんに感想をお聞きすると…
「紙ヒコーキを初めて作った」と言われる方や、「みんなで外で飛ばすとこんなに楽しいんですね!」と話される方、「いつものプログラムではない、こんな時間もいいですね」など、うれしい声がたくさん聞かれました。
皆さん、秋晴れの青空に負けないほどのさわやかな笑顔いっぱいで、楽しい時間を過ごすことができました。
egタイムのプログラムは、みなさんと一緒にゲームや余暇活動を楽しむことを目的としています。このプログラムを通じて、余暇の楽しみ方を体験し、選択肢を広げてるきっかけになればうれしいです。
プライベートが充実することで、発達障がいや知的障がいの方々が就職後も長く働き続けられる力になると考えています。これからもご利用者さんといろんな余暇を経験できる場を作っていきたいと感じています。
(スタッフ玉井)