発達障がいの特性を楽しく知るコミュニケーションゲーム(十三オフィス 就労移行)
ジョブジョイントおおさかでは、月に3回程度、コミュニケーションの練習としてグループワークを行っています。先日のグループワークでは、コミュニケーションゲーム「こまった課?」にチャレンジしました!
このゲームは、障がいの特性を楽しく知る作りになっていて、引いたカードに書いてある特性のキャラクター(困っていること)が何か、質問する役と、そのキャラクターになりきって質問に答える役に分かれて進んでいきます。
キャラクターの一覧を見ながら、どのキャラクターのカードを相手が引いたのか、推理していくため、いろんな質問を、カードを引いた人に投げかけていきます。
実際に参加されたご利用者にお話を伺ってみると、「難しかったけど、相手の立場で物事を考える練習になった」「自分以外の人や特性のことを知る機会になった」「それぞれの特性って違うんだなって思った」などと感想を頂くことができました。
今回の講座の中では、障がい特性のことを話題にするため、ついつい苦手な事に目が向いてしまいますが、【苦手なことは工夫や対処でカバーできる】ことや、【環境が変われば変化することもある】ということも、スタッフからは話題提供させてもらっています。
職場ではある程度配慮してもらえることもありますが、ご自身での対策も必要になってくる場面があります。配慮事項やご自身の対策はそれぞれ異なるので、スタッフが一緒に考えていくことも可能ですよ(^^♪
今回のグループワークでは、相手の気持ちを想像したり、どんな質問をしたら自分の欲しい答えがもらえるかを考える練習にもなったように思います。お互いに想像しあうこと、思いやることのきっかけづくりになれば嬉しいです。
(スタッフ 岡本)