大阪市阿倍野防災センターで防災体験！（高槻オフィス）
ご利用者さんと大阪市立阿倍野防災センターへ防災体験に行ってきました。
毎年、自立訓練のライフスキル倶楽部では防災について学んでいるのですが、その一環として、年に１回、阿倍野防災センターの防災体験コースを利用していました。今年は就労移行の方々にもぜひ体験していただきたい、ということで、「特別プログラム～防災体験～」として実施をしました！
今回は、いくつかある体験コースの中でも一番内容が充実した２時間コースに参加しました。大きなスクリーンで地震災害の恐ろしさをリアルに体感したり、消火器を実際に使って消火し、また煙の充満した部屋での避難を体験したりもしました。また、災害時の自助・共助についても学び、実際に車椅子を動かしてみたり、埋もれた人を救助するためのジャッキアップを体験することができました。さらに、骨折時の応急処置などについても実際にやってみながら学ぶことができました。
最後に、阪神淡路大震災時の実際の揺れと、南海トラフ大地震を想定した震度７の揺れを体験したのですが、これはさすがに皆さん「怖かった」と、強く印象に残ったようでした。
発達障がいの方は、実際に体験しておくことでイメージしやすくなったり、予測しやすくなることもあると言われています。参加された方からは、見たり聞いたりするだけでなく、実際に「体験してみる」ということができたのがよかった、という声を多くいただきました。アンケートでは、多くの方から、「行ってよかった」「とても勉強になった」「機会があればもっと体験してみたい」というような、前向きな感想をたくさんいただいています。 これを機会に、皆さんが防災に対して興味をもっていただけると嬉しいです。
防災センターの方が、「体験した直後の気持ちを持ち続けるのは、なかなか難しいので、定期的に体験に来ていただくのがいいんですよ…」と仰っていました。これからも定期的に防災体験の機会を提供できたらと思っています。
（スタッフ真下）
