発達障がいのある方が安心して働き続けられる理由(就労定着支援 面談編)
就労定着支援事業の取り組みとして、OBさんと定期的な面談をしています。就労定着支援は、障害者総合支援法に定められた「障がい福祉サービス」のひとつ。一般就労をしている障がいのある方が長く働き続けられるよう、ジョブジョイントおおさか(JJ)では様々なメニューでサポートしています。
面談にはご本人との個別面談と就職者が働いている会社へ訪問をしてご本人・会社担当者・JJの3者面談も行います。
就労定着の個別面談の頻度は、1〜3ヶ月に1度程度。3者面談は3〜6ヶ月に1回程度、取り組むよう心掛けています。
個別面談では
ご本人との個別面談では『仕事のこと』『体調のこと』を中心に時には、お給料の使い道について確認や一人暮らしについて相談、そして恋バナ・推し活など、プライベートのことも面談では楽しくお話する時もあります。ついつい話が弾むと終わる時間を私も忘れちゃうので、最初に終了時間を決めてからスタートをすることを心掛けています。
ご本人の仕事の悩みでは、何に困っているかを伺います。私は職場での困っている場面を見ていないので、ご本人の言葉を文字で確認をしたり、絵を描きながら困りごとに対して認識がズレていないかを気をつけながらお話しを聞くようにしています。ご本人も話すことでモヤモヤが少なくなったように感じています。
3者面談では
個人面談で伺った困り感を直接ご本人から会社の担当者の方へ伝えるサポートをしたり、担当者の方からも業務でのできている事・見直してほしい事などお互いの伝えたいことを面談でお話をします。他にも業務の様子をお伺いをしたり、障害特性の説明や関わり方など特性理解に繋がるようなお話もします。理解が深まることで現場で一緒に働く方もご本人も安心をして働くことに繋がります。
個人面談・企業での3者面談は安心・安全の確認の場として大切にしています。
(スタッフ玉井)