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【toiro】寒い冬を乗り切るために〜太陽の光を浴びよう〜

今年も残りわずか。
寒波がやってきたようで、今日もとても寒くなりそうです。
あったかい格好して、あったかいもの食べて、年越ししたいですね。

 

さて。今年最後のtoiro。
寒い冬を乗り切る対処法をご紹介したいと思います。

まずは、太陽の話。
冬は日照時間が短くなるため、太陽の光による恩恵が少なくなります。
人にとって太陽の光が影響するホルモンは、「セロトニン」と「コルチゾール」。
これらは、心にとって欠かせないホルモンです。
(太陽の光は、「ビタミンD」の量も減ってしまいます。)

*腸でつくられるセロトニン
太陽の光で「セロトニン」が分泌され、夜になると質の良い眠りのために重要とされる「メラトニン」に変化し、眠りやすくなります。

*副腎から分泌されるコルチゾール
朝起きた時にコルチゾールが多く分泌され、夜になると減少します。光の影響を受けやすいとも言われています。(例えば、スマートホンの光もコルチゾールの分泌を増やすそうです。)

日照時間が短くなることで、これらのホルモンやビタミンDの量が減ると、寝つきが悪くなったり、深夜に目が冷めてしまったりと、睡眠の質が低くなってしまいます。
冬休みや年末年始、土日などは、ついつい夜更かしになってしまいますので、気をつけないといけないですね。

 

具体的な対処法としては、「朝は太陽の光を浴びる」「朝は決まった時間に起きる」の2つです。

特にポイントは「起きる時間を固定すること」
休日はついついダラダラしてしまいがちですが、人のからだは目を覚まして光をからだが感じ取ってから約15時間後に眠くなるようになっているようです。

つまり、朝起きる時間を「固定化」することを守っていれば自然と夜に眠くなる。
こうすれば睡眠のリズムも安定させられそうですね。

 

また、冬は「腎」が弱りがちな時期でもあります。
野菜やキノコなどの食物繊維を食べたり、ビタミンDが摂れるシイタケ、キクラゲ、たまご、サバ、イワシなどを意識して食べることもオススメです。

 

今回のtoiroですが、以下の書籍を使ってご紹介しました。

最近購入したんですが、月ごとにまとまっていて、からだの仕組み、対処法、摂取したい食事や栄養素などをわかりやすく簡潔に紹介されています。

ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

2020年もたくさんの人にtoiroをご覧いただきました。
本当にありがとうございました。

年明け、またなにか書こうと思います。
よいお年をお迎えください。

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コラムtoiroは、発達障がいやコミュニケーションに苦手さを感じているご本人、学生さん、お子さんを応援するコラム。名前は、十人十色からつけました。
読者の方にとって、少しでも役に立つヒントになればうれしく思っています。
不定期ですが、ちょっとずつ更新していきます。

この記事を書いた人
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ジョブジョイントおおさかの所長。
障がいのある人の地域生活支援の仕事をして15年。就労支援に限らず、生活支援・余暇支援・お子さんの支援など、ライフステージごとの支援に携わってきた。趣味は、登山、散歩、読書。現在は、北アルプス登頂目指してマイペースにトレーニング中。