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【toiro】withコロナの視点から

蒸し暑い日が続く中、庭先にプルメリアの花が咲き始めました。プルメリアはハワイのレイによく使われる南国の花で、夏の季節の訪れを感じさせてくれています。

 

今年の夏は三密を考えて、プール・花火大会・夏祭りなど、夏の楽しみが相次いで中止になっているようで残念に思っておられる方も多いことでしょう。

また、今夏はマスクによる熱中症対策が必要になってきそうですね。

 

マスクと言えば、冬の風邪予防とか春先の花粉症予防かというイメージでしたが、今や季節を問わず着用しているのが当たり前の景色になってきました。

電車に乗って同じ車両の人たちを見渡せば、ほとんどの方がマスクを着用しておられ、そのマスクも今やバラエティに富んでいます。コロナの感染が広まるまでは、マスクと言えば「白」が断然主流でしたが、マスク不足から手作りマスクが普及し始めて、今や各種カラーのマスクや、カラフルなデザイン性の高いものまで、個性的なマスクが街中にあふれています。さらに、暑さに備えて冷感触素材のマスクまで登場しました。

 

「マスクは白でなくては…」という時代は終わったようです。

 

新型コロナウイルスの流行で、私たちは「with コロナ」という新しい視点からものごとを考えるようになりました。今までと視点が変わったことで、何を優先して考えるかという価値観も大きく変わってきました。世界中の多くの人々が「命を守る」ことを優先して考え、行動するようになりました。そして、今までのあたりまえの生活習慣を見直そうとしています。

 

『視点が変わる⇒ 価値観が変わる⇒ 考え方や行動が変わる⇒ 習慣が変わる』

 

このように段階を踏んで考えていくと、今起きている社会の変化について、少し理解しやすくなりますね。

 

変化の苦手なASDの人たちにとっては、不安を抱えながら生活習慣を変えていくことはしんどいことだと思います。この半年ほどの短期間にいろいろな変化が重なって、よくわからないけど、とりあえず周囲に合わせながらやってきた…という人もいるでしょう。私自身、時流に流されていて、頭の中はきちんと整理できていない感じです。

 

最近、私の周りには、病気というわけではないけれど、なんとなく調子が悪い…という方が多いように感じています。不安定な気候のせいもあるかもしれませんが、大きな変化の流れや、先の見えない不安な社会の状況が影響しているのではないでしょうか。不安な気持ちをうまく表現できないでしんどくなっている方もおられるのではないかと心配しています。

ASDの方は変化に弱い一方で、新しいルーティンも、理由が理解できれば定着しやすいという強みも持っておられます。「withコロナ」の視点から、どうして今「新しい生活様式」が必要なのかを、その人が理解できるように、一人一人丁寧に伝えていくことが大切だと思っています。

不安なのはみんな同じです。微力ながら、皆さんの不安な気持ちに一緒に寄り添っていければと思います。

 

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コラムtoiroは、
発達障がいやコミュニケーションに苦手さを感じているご本人、学生さん、お子さんを応援するコラム。
名前は、十人十色からつけました。
読者の方にとって、少しでも役に立つヒントになればうれしく思っています。
不定期ですが、ちょっとずつ更新していきます。

この記事を書いた人
mashimo

発達障がいのある2児の母+就労支援事業所の支援員。
2人を育てた経験を活かし、自閉症スペクトラム支援士、ペアレント・メンターとしても活躍中。
最近のプライベートでの楽しみは、子どもと一緒にクイズ番組見ながらバトルすること。子どもはかなり強敵ですが、地理だけは負けずに頑張れています。