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【toiro】子育てで大切にしたいこと

こんにちは。
最近、休みの日は5キロほどウォーキングをしています。
1時間ちょっとなんで軽い運動って感じですが、適度に汗も出るので気持ちいいもんです。

   

さて、今回は自閉症や発達障がいのあるお子さんの子育てについて書いてみようと思います。

   

ジョブジョイントおおさかには、教育機関の方やご家族の方も見学に来てくださいます。

そんな皆さんと話していると、「将来、就労できるために今から(小さいときから)やっておいたほうがいいことっなんですか?」って聞かれることが多く、どう答えるのがいいか迷うことも多いです。

でも、後々考えてみると、いつも同じようなことを話している気がしたので、toiroにも書いておこうと思います。

   

いつも答えているのは、

①好きなこと(興味関心)をずっと大切にする

②おうちで手伝い(家事など)をする

③自分の思いを伝える練習をしておく

これら3つがいつも話題になってるように思います。

   

就労するには、ご本人の業務スキル(パソコンができるとか、手先が器用とか…)が重要な評価軸になり、採用につながることがあります。

でも、会社の方と話していると、意外と業務スキル以外もよく見られているようで、素直さや真面目なところ、愛嬌などの人柄を評価されたりと、入社してからの「成長の伸び代」に期待して採用を決めておられることも多いように思います。

   

自閉症や発達障がいの人は、仕事のスケジュールや指示の内容、職場のルールなどは、視覚的で明確であることは理解しやすくなりますし、むしろルールはきちんと守って働くことができます。

障がい特性は、職場環境との相性で強みとして活かすことができるとすれば、子どものときから気にかけておきたいことは、上の「3つ」がむしろ大切になるように思います。

   


好きなことは、大人になるとなぜか減っていきます。
自分で、もしくは周囲の制限もあるのか、好きなことを好きなだけ楽しむことは難しくなっていくようです。
好きなことはリフレッシュになり、気分転換になります。
趣味があることで平日の仕事が頑張れたりするものです。

   


家での手伝い(家事)は、手伝うことによって「役割期待」を学べたり、実施したことで「ご褒美(お小遣い)」がもらえたりするなど、仕事のプチ体験になります。
発達障がいの人は、習慣化(ルーチン)することで作業が上達しやすくなるので、家族や周囲の人が肯定的にフィードバックを続けることでお手伝いがやりがにもなるでしょうし、お手伝いの延長線に仕事があると理解でき、就労のイメージもしやすくなります。

   


就労は、家族以外の人(知らない人)がたくさんいる職場で働くため、自分の思いをなにかしらの方法で伝えることが必要となります。
(分からなかったら質問したり、困ったら相談したりとか。)
自閉症や発達障がいの人は、我慢したり受け身になる人も多いので、自分から伝える(発信する)ことに慣れておいたり、練習したりしておくことが大切かと思います。

 

もちろん、これ以外にも子育てする上で大切なことはたくさんあると思いますので、これからもtoiroを通して考えてみたいと思います。

   

まずは、子どものときの本人らしさを大切にして、自分なりのペースで大人になっていかれるといいなぁと思っています。

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コラムtoiroは、
発達障がいやコミュニケーションに苦手さを感じているご本人、学生さん、お子さんを応援するコラム。
名前は、十人十色からつけました。
読者の方にとって、少しでも役に立つヒントになればうれしく思っています。
不定期ですが、ちょっとずつ更新していきます。

この記事を書いた人
星明

ジョブジョイントおおさかの所長。
障がいのある人の地域生活支援の仕事をして15年。就労支援に限らず、生活支援・余暇支援・お子さんの支援など、ライフステージごとの支援に携わってきた。趣味は、登山、散歩、読書。現在は、北アルプス登頂目指してマイペースにトレーニング中。