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【toiro】睡眠リズムも見える化を!

仕事柄、進路や就労に関する相談をお聞きすることが多く、いろんな話を聞かせてもらっています。

その中で多いのが、生活リズムや睡眠に関すること。

発達障がいのある人は、生活リズムが崩れたり、睡眠の質が整わないことがあり、生活面の崩れが日常生活のしんどさにつながっていることも少ないものです。

  

生活面において、睡眠はとても大切です。

1日6〜7時間は睡眠をとったほうがよいと言われることもあり、決まった時間に就寝と起床ができていることが望ましいようですね。

  

ご本人との定期面談では、睡眠リズムを会話の中で正しく聞き取るのは難しいこともあるため、「生活記録表」を自分なりに記入してもらい、それを見ながら睡眠や生活面を話し合うようにしています。

生活のリズム、睡眠の時間、日中の活動内容など、生活面も「記録して見える化する」ってことは、口頭で説明しなくても自分の生活リズムを記録で伝えることができ、相手にとっても分かりやすいものです。

  

日記に書くもよし

生活記録表を活用するもよし

スマホやアプリで記録するもよし

アップルウォッチのようなウェアラブル端末で記録するもよし

  

生活の記録は、色んなスタイルで見える化することができます。

定期通院している人は、生活記録表をドクターに見せて生活面における課題や改善点、将来に向けて取り組めそうなことなど、医療や専門家からも適切にアドバイスもらいやすいかもしれませんね。

  

睡眠リズムや生活スタイルは、できる限り見える化してみる。

以下のJJおおさかで活用しているワークシートものせていますので、ご参考にしてもらえたらと思います。

( 星明 )

  

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コラムtoiroは、発達障がいやコミュニケーションに苦手さを感じているご本人、学生さん、お子さんを応援するコラム。名前は、十人十色からつけました。
読者の方にとって、少しでも役に立つヒントになればうれしく思っています。
不定期ですが、ちょっとずつ更新していきます。

この記事を書いた人
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ジョブジョイントおおさかの所長。
障がいのある人の地域生活支援の仕事をして15年。就労支援に限らず、生活支援・余暇支援・お子さんの支援など、ライフステージごとの支援に携わってきた。趣味は、登山、散歩、読書。現在は、北アルプス登頂目指してマイペースにトレーニング中。